休日の午後、家をカフェっぽくしたいときに流せるアコースティックギターのBGMを7つ紹介します。
ソロギター、フィンガースタイル、ボサノバギターと、ギターの鳴らし方ごとに選びました。
YouTubeの動画は全部無料で、アルバムはApple MusicやSpotifyでそのまま流せます。
アコースティックギターBGMは、生ギターの音色を主役にした歌詞のないインストを、読書や会話の後ろで小さく流しておく音楽のことです。
なぜこの7つにしたのかは、後半の「この7つを選んだ基準」にまとめています。
休日カフェの午後に流したいアコースティックギターBGM7選
前半の4つがYouTubeの長尺動画、後半の3つがアルバムです。
上から順に、ゆったりしたリラックスギターから、指弾きのソロギター、最後に軽く揺れるボサノバギターへと並べました。
1. BGM channel
カフェBGMの老舗チャンネルが出している、ギターだけで3時間半つないだリラックス系の1本です。
概要欄によると、曲はすべてBGMCのオリジナルで、演奏もメンバー本人たちが手がけています。
アコギのBGMをはじめて探す人は、まずここから流しておけば外しにくいはず。
2. Natural Sonic
「アコースティックギターとリラックスコーヒータイム」という、この記事のテーマそのままのタイトルが付いたコンピレーションです。
ギターを弾いているのはThe Bookmarcsの洞澤徹さんで、曲は全部Natural Sonicのオリジナルと概要欄に書かれています。
約3時間あるので、午後にコーヒーを淹れてから夕方まで、ほぼ流しっぱなしにできます。
3. haruk_a
ギター1本でメロディも伴奏も弾くソロギターを、約50曲、2時間半ぶん集めた動画です。
映画音楽、洋楽、アニメ、J-POPのカバーに加えて、7弦ギターのアンビエント即興も入っています。
知っている曲がギターで流れてくる楽しさがあるので、集中する作業より、休日の家事や片づけに合わせるのがおすすめです。
4. Osamuraisan ギターのおさむらいさん
フィンガースタイルのギタリストが、自作曲だけをまったりつないだ79分のメドレーです。
概要欄には「音量差、高音成分少なめにしています」とあって、BGMとして流すことを意識して作られています。
3と違ってオリジナル曲なので旋律に気を取られにくく、本を読みながらの休日にちょうどいい1本です。
5. Creamy Panda
ギターの音色をボサノバのリズムで聴きたい日は、この名義のランチ向けアルバムが手軽です。
「Bossa Nova Lunch BGM – Relaxing Bossa Nova Guitar, Store BGM」は25曲、約75分。
曲名もモーニングコーヒーからサンセットへと進むので、遅めのランチから夕方までをこれ1枚で埋められます。
6. カフェ音楽おすすめ
休日のカフェで過ごす時間を、ボサノバギターだけで組み立てたアルバムです。
「休日のカフェ気分。しっとり癒しのボサノバギター」は10曲、約23分と短めで、「ギターの音色と癒しの休息」のようなギターを前に出した曲名が並びます。
手帳の整理や日記のような、30分くらいで終わる休日の小さな用事にちょうど収まる長さです。
7. カフェ音楽ジャズおすすめ
アコギのやわらかさに、少しジャズの響きを足したい人向けのアルバムです。
「休日の静かにリラックスできるギター」は30曲、約65分で、曲名には「アコースティックジャズカフェ」「ジャズギターカフェ音楽」のほか、ボサノバやラテンジャズも混ざります。
曲名を見るかぎり6よりジャンルの幅が広いので、午後から夕方まで長く流しても飽きにくいはずです。
7選の比較
迷ったら、ギターの鳴らし方と流す時間の長さで選んでしまいましょう。
| 名前 | ギターのスタイル | 長さの目安 | 合う場面 |
|---|---|---|---|
| BGM channel | リラックスギター | 約3時間半 | 休日の午後を丸ごと、迷ったとき |
| Natural Sonic | アコースティックギター | 約3時間 | 午後のコーヒータイム |
| haruk_a | ソロギター(カバー中心) | 約2時間半 | 家事や片づけ |
| Osamuraisan ギターのおさむらいさん | フィンガースタイル(オリジナル) | 79分 | 読書、昼下がりのひと休み |
| Creamy Panda | ボサノバギター | 約75分 | 遅めのランチから午後のお茶 |
| カフェ音楽おすすめ | ボサノバギター | 約23分 | 手帳や日記などの短い用事 |
| カフェ音楽ジャズおすすめ | ジャズギター寄り | 約65分 | 午後から夕方まで |
この7つを選んだ基準
7つに共通させたのは、この3条件です。
- 歌詞のないギターインストであること
- 小さめの音量で流しても成り立つこと
- 休日の午後に流しっぱなしにできる長さがあること
1つ目から説明します。
休日のカフェ時間は、本を読んだり、手帳に書きものをしたり、誰かと話したりと、言葉を使う場面が多めです。
歌詞も言葉なので、頭の中で読み書きの言葉と取り合いになります。
実際、歌詞つきの音楽を流すと読解テストの成績が下がったという実験があります(Perham & Currie, 2014)。
アコギのインストなら、この取り合いがそもそも起きません。
2つ目の音量は、カフェのざわめきくらいの音(70デシベル)で創造的な課題の成績が上がり、うるさすぎる音(85デシベル)で下がったという実験が目安になります(Mehta, Zhu & Cheema, 2012)。
これは音楽ではなく環境音の実験なので、ギターBGMにそのまま当てはまるとまでは言えません。
それでも、話し声より少し小さいくらいに絞っておく理由にはなります。
生ギター1本の音は編成が小さいぶん、音量を下げてもメロディが聞き取れるまま残りやすいので、この条件と相性がいいと編集部は考えています(ここは経験則です)。
3つ目の長さも経験則です。
曲が終わるたびに次を探していると、せっかくののんびりした午後がそのたびに途切れます。
今回は1時間以上の動画かアルバムを中心にして、短めの6だけは「短い用事に合わせて1枚流す」使い方を前提に入れました。
ソロギター、フィンガースタイル、ボサノバギターという分け方も、編集部の整理です。
「休日のカフェではこの3系統が流れている」という調査があるわけではないので、好みのギターの鳴り方に当たりをつける目安として使ってください。
アコースティックギターBGMのよくある質問
Q. ソロギターとフィンガースタイルは何が違うんですか?
A. ソロギターは、ギター1本でメロディと伴奏を同時に弾く演奏の形を指すことが多い言葉です。
フィンガースタイルは、ピックを使わずに指で弦をはじく弾き方のほうを指します。
ソロギターの多くは指で弾くので、2つが重なる場面はかなりあります。
BGM選びでは「1本で完結している演奏か」「指弾きのやわらかい音か」くらいの目安で十分です。
Q. ボサノバのギターBGMとはどう選び分ければいいですか?
A. 5〜7のアルバムはボサノバやジャズのリズムが軽く揺れるぶん、少し明るい午後に向いています。
1〜4はタイトルや概要欄にもあるとおりリラックス向けのギターインストなので、読書や考えごとに寄せたい日に向いています。
ボサノバをもっと集めた選曲はボサノバカフェBGMで紹介しています。
Q. 勉強や作業にも使えますか?
A. 使えます。
集中したいなら、知っている曲のカバーが入る3は避けて、オリジナル曲中心の1、2、4を選ぶのが無難です。
知っている旋律が流れると、つい耳がそちらに向いてしまうからです(経験則です)。
Q. 無料で聴けますか?
A. 1〜4のYouTube動画は無料で再生できます。
5〜7のアルバムはApple MusicやSpotifyのサブスク向けです。
Creamy PandaはYouTubeのチャンネルでも曲を聴けます。
休日の午後に流す1本の選び方
迷ったら、「ギターだけで静かに過ごしたいか、ボサノバで少し揺れたいか」だけ決めてしまいましょう。
静かに過ごしたい日は1か4、リズムがほしい日は5のボサノバギター。
夕方まで長く流すなら、2か7をかけっぱなしにしておけば足ります。
秋らしいギターの選曲は秋のカフェBGMで、休日の朝向けは休日の朝に聴きたい音楽で紹介しています。
ジャンルごとの違いはカフェミュージックのジャンルにまとめました。
カフェ系アーティストはカフェBGMアーティスト一覧からどうぞ。
この記事を書いた人
Cafe BGM Playlister 編集部
カフェBGMと作業用BGMの専門メディア「Cafe BGM Playlister」の編集部です。
運営元のレーベルでカフェBGMアーティストの楽曲制作と配信に携わっていて、この記事で紹介したアーティストの一部も当レーベルの所属です。
選曲は、収録曲や再生時間、公開されている情報を編集部が確かめたうえで選んでいます。
