作業用BGMを流していたら、いいところで急に広告が始まって集中が飛んだ。
BGMを聴きながら働く人なら、たぶん全員が経験しているあの瞬間です。
広告が明けるころには、さっきまで頭の中にあった作業の続きがどこかに行っています。
この記事では、広告なしで作業用BGMを流す方法を3つに整理します。
音楽サブスクで聴くか、YouTube Premiumを使うか、無料のまま広告の入りにくい流し方を工夫するかです。
それぞれの向き不向きを比較表にまとめて、後半では在宅ワークでのおすすめと、オフィスで流す場合の案内先も紹介します。
そもそも、なぜBGMに広告が入るのか
方法の前に、仕組みを30秒だけ。
無料で音楽を流せるサービスは、広告収入で成り立っています。
つまり視聴者にとっての広告は、無料で聴くかわりに払っている「料金」のようなものです。
だから広告なしにする道は、大きく2つに分かれます。
お金を払って広告そのものを外すか、無料のまま広告の入りにくい流し方を選ぶかです。
前者が次に紹介する方法1と2、後者が方法3にあたります。
広告なしで作業用BGMを流す3つの方法
方法1. 音楽サブスクで聴く
いちばん確実なのがこれです。
音楽サブスクの有料プランは広告なしで聴けるので、曲と曲のあいだに何も割り込んできません。
作業用BGMとの相性でいうと、サブスクの強みは「アルバムを1枚かけて放置できる」ことです。
作業用に作られたアルバムを選んでおけば、広告だけでなく、次の曲を選ぶ操作という中断まで一緒に消えます。
ひとつ注意があって、サブスクでも無料プランは話が別です。
無料プランには広告や機能の制限がつく形が一般的なので、広告なしが目的なら有料プランを選ぶことになります。
有料プランには無料体験が用意されていることも多く、お金をかけない聴き方の全体像はカフェミュージックを無料で聴く方法に分けてまとめました。
方法2. YouTube Premiumを使う
ふだんYouTubeの作業用BGMチャンネルを流している人には、こちらが自然な選択肢です。
YouTubeの無料視聴には広告が入りますが、YouTube Premiumなら広告なしで再生できます。
利点は、いつも聴いているチャンネルをそのまま広告なしにできることです。
お気に入りの配信や動画を乗り換える必要がなく、BGM以外のYouTube視聴もまとめて広告なしになります。
逆に言うと、YouTubeをあまり見ない人にとっては持てあましやすい選択肢でもあります。
方法3. 広告の入りにくい長尺動画を選ぶ(無料のまま)
お金をかけたくない場合は、流し方の工夫で広告の回数を減らします。
短い動画を次々に流すと、動画が切り替わるたびに広告の入るタイミングが生まれがちです。
数時間ぶっ通しの長尺動画を1本選べば、その切り替わり自体が減るぶん、中断も減らせます。
Lofi Girl
長尺の代表格が、「lofi hip hop radio」の配信で知られるこのチャンネルです。
途切れない配信スタイルなので、短い動画を渡り歩くよりも切り替わりの回数を抑えられます。
まず無料のままで様子を見たい人の、最初の1本にどうぞ。
ただしこの方法で減らせるのは回数までで、ゼロにはできません。
動画の途中に広告が入るかどうかは動画側の設定などで変わるので、長尺でも作業中に割り込まれる可能性は残ります。
なお、広告ブロッカーの類で消す方法は、利用規約の観点から推奨しません。
3つの方法を比較
自分の聴き方に近い行から選んでみてください。
| 方法 | 費用 | 広告 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 音楽サブスク(有料プラン) | 有料 | なし | アルバムやプレイリストを流しっぱなしにしたい人 |
| YouTube Premium | 有料 | なし | いつものYouTubeチャンネルを変えたくない人 |
| 長尺動画を選ぶ | 無料 | 減らせるがゼロにはならない | まずお金をかけずに何とかしたい人 |
整理すると、確実に広告をなくせるのは有料の2つで、無料の工夫は「減らす」止まりです。
そのうえでサブスクかPremiumかは、音楽メインで聴くか、YouTubeの動画ごと楽しむかで分かれます。
シーン別のおすすめ
在宅ワークなら、サブスクでアルバムを流しっぱなしに
在宅ワークは自分ひとりの空間なので、選曲も流し方も完全に自由です。
だからこそ、サブスクで作業用のアルバムを1枚かけて放置するスタイルがいちばんはまります。
朝に再生を始めたら、あとは昼まで音楽のことを考えない。
広告なしの環境は、この「音楽のことを忘れられる」状態を作るためのものです。
仕事・勉強が捗る作業用BGMおすすめ
テンポの揃ったインスト曲が続く名義で、流しっぱなし前提の作りです。
在宅ワークなら、そのものずばりの「Telework BGM」を朝イチにかけておくと、広告にも曲選びにも中断されない時間を作れます。
資料を読み込む日は、集中特化の「Productive Study Music」に差し替えるのもおすすめです。
集中に特化した選曲をもっと知りたい人は、集中できるBGMの記事もどうぞ。
オフィスのスピーカーで流すなら
オフィスの共有スペースでは、広告なしの価値がさらに上がります。
自分ひとりの集中が切れるだけでなく、スピーカーから急に広告の音声が流れると、フロアにいる全員の集中が同時に切れるからです。
ただしオフィスの場合、広告の前に確認することがあります。
職場で流すときの著作権の手続きと、配信サービスの利用規約の問題です。
このあたりの注意点と、オフィス向けの選曲6つはオフィスBGMの記事にまとめているので、スピーカー運用を考えている人はそちらから読んでください。
広告なしBGMのよくある質問
Q. 広告ブロッカーを使えば、無料で広告を消せませんか?
A. 技術的にどうかという前に、利用規約の観点から推奨しません。
広告は無料視聴の対価にあたる部分なので、それだけを外す使い方は規約と衝突しやすいところです。
広告なしにしたいなら、有料プランという公式の手段を選ぶのが安全です。
Q. サブスクの無料プランでも広告なしで聴けますか?
A. 無料プランには広告や機能の制限がつく形が一般的です。
広告なしが目的なら、有料プランが前提と考えておくとずれません。
プランごとの細かい条件はサービスによって違ううえに変わることもあるので、契約前に公式サイトで確認してください。
Q. 無料のまま、広告を完全にゼロにはできませんか?
A. 公式の手段ではできません。
無料視聴は広告収入で成り立っているので、無料と広告ゼロの両立はそもそも用意されていないからです。
長尺動画で回数を減らすところまでが無料の工夫の限界で、そこから先はサブスクかYouTube Premiumを使うことになります(期間限定でよければサブスクの無料体験という手もあります)。
まずは今のBGMを1本の長尺に変えるところから
確実なのは有料の2つ、無料の工夫は減らすまで。
これがこの記事の結論です。
いきなり契約しなくても、今日の作業から長尺動画に切り替えるだけで、中断の回数は変わってきます。
広告なし環境で何を流すか迷ったら、定番は作業用BGMおすすめに、在宅ワークや締め切り前など働く場面ごとの選び方は仕事の場面別BGMにまとめています。
カフェ系アーティストの横顔はカフェBGMアーティスト一覧からどうぞ。
この記事を書いた人
Cafe BGM Playlister 編集部
カフェBGMと作業用BGMの専門メディア「Cafe BGM Playlister」の編集部です。
運営元のレーベルでカフェBGMアーティストの楽曲制作と配信に携わっていて、この記事で紹介したアーティストの一部も当レーベルの所属です。
選曲はすべて、編集部が実際に作業しながら聴き比べて選んでいます。
