起きてすぐ流せる目覚めのBGMを7つ紹介します。
どれもYouTubeかYouTube Musicなら無料で、布団の中からスマホで再生できます。
目覚めのBGMは、起きてから身支度を終えるまでの20〜60分ほど、寝ぼけた頭と体をゆっくり朝に慣らすために流す、静かめの音楽です。
起きたあと机に向かって勉強や作業をするなら朝活BGM、朝カフェの雰囲気そのものを楽しみたいなら朝カフェの音楽のほうが目的に合います。
この記事では「起きぬけの耳にきつくないか」と「顔を洗って着替えるあいだに収まるか」で選びました。
選び方の理屈と、アラームに使うときの注意は後半「この7つを選んだ基準」にまとめています。
起きてすぐ流したい目覚めのBGMおすすめ7選
前半の3つは鳥のさえずりが入ったYouTube動画、後半の4つはタイトルに目覚めや朝をうたったアルバムです。
窓を開けたような朝にしたい日は前半から、音楽で気分を切り替えたい日は後半から選んでみてください。
1. Soothing Relaxation(Peder B. Helland)
目覚めの1本目は、タイトルからして朝の「Sunny Mornings」です。
作曲家Peder B. Hellandのピアノとギターの曲に、鳥のさえずりを重ねた動画で、再生回数は2億回を超えています。
約3時間あるので、起きたら再生して、家を出るときに止めるだけで朝の時間をまるごとカバーできます。
2. Natural Sonic
カーテンを開けるところから気分を上げたい朝は、「朝の鳥のさえずりとさわやかボサノヴァ」を。
概要欄によると、ギターはThe Bookmarcsの洞澤徹さんによる生演奏で、そこに朝の鳥のさえずりが重なっています。
長さは約54分なので、顔を洗って着替えて朝ごはんを食べるくらいの時間で、ちょうど1本が終わります。
3. 癒しの映像館
起きた直後はメロディすら重たく感じる、という人には、音楽の入っていない「鳥のさえずり環境音」がいちばん軽い選択肢です。
概要欄によると、メジロやヒヨドリ、スズメの声が入っていて、タイトルにも「爽やかな朝の目覚めにどうぞ」とあります。
約1時間13分あるので、まずこれで目を開けて、頭がはっきりしてきたら2や4の音楽入りに切り替えるのもありです。
4. Creamy Panda
アルバム名がそのまま「朝目覚めたらこれを聴く – 小鳥のさえずりで始まる穏やかな朝カフェサウンド」という、目覚めのために作られた1枚です。
10曲すべての曲名に「Birds」や「小鳥のさえずり」が入っていて、朝のジャズに鳥の声を合わせた曲が並んでいます。
全体で約24分なので、再生して身支度をはじめ、アルバムが終わるころに着替えまで済んでいれば上出来です。
Apple Musicでは英題「Listen to This When You Wake Up in the Morning – A Calm Morning Cafe Sound That Starts With the Chirping of Birds.」で表示されます。
5. Jaspresso
朝の光をイメージした曲名が並ぶのが、ピアノBGMのアルバム「目覚めの朝カフェ~穏やかなピアノBGM~」です。
「朝の光とカフェの時間」「窓辺の光と朝カフェ」「小鳥と朝日のカフェ」と、光と小鳥がテーマの10曲が約29分ぶん入っています。
カーテンを開けて部屋が明るくなったタイミングで再生すれば、曲名と部屋の景色がそろいます。
Apple Musicでの英題は「Gentle Piano BGM for a Refreshing Morning Cafe」です。
6. おしゃれカフェおすすめ作業用BGM
身支度のあとの朝ごはんまで1枚で流したいなら、「BREAKFAST BGM 朝カフェ 休日カフェ おうちカフェ 心地よい目覚めに。至高のリラックスBGM」が合います。
「朝のルーティンに寄り添うカフェBGM」「Morning Coffee BGM」など朝向けの曲名が20曲、約52分ぶん続きます。
トーストを焼いてコーヒーを淹れるあいだに流すなら、曲名どおりの朝ごはん向けの1枚です。
Apple Musicでは英題「Breakfast BGM for Morning Cafes, Weekend Cafes, and Home Cafes. for a Pleasant Awakening. the Ultimate Relaxing Background Music.」で出てきます。
7. Lofi Café Moods Unit
静かすぎる音だとまた眠くなってしまう人は、ゆるいビートのあるチルホップの「Wake Up Chillhop」を試してみてください。
「Sunlora」「Dawnelle」「Earlyn」と、SunやDawnを含む造語の曲名が10曲、約30分並んでいます。
ビートが一定のテンポで刻まれるので、ぼんやりしがちな身支度の手を止めずに進めるきっかけになります(ここは編集部の経験則です)。
7選の比較
迷ったら、鳥のさえずりがほしいかどうかと、家を出るまでの時間で選んでしまいましょう。
| 名前 | 音の中身 | 鳥のさえずり | 長さ | 合う朝 |
|---|---|---|---|---|
| Soothing Relaxation(Peder B. Helland) | ピアノとギター | あり | 約3時間 | 起きてから家を出るまで流しっぱなし |
| Natural Sonic | ギターのボサノヴァ | あり | 約54分 | 気分を上げたい朝 |
| 癒しの映像館 | 鳥の声だけ | あり(音楽なし) | 約1時間13分 | 音楽が重く感じる寝起き |
| Creamy Panda | モーニングジャズ | あり | 約24分 | 短めの身支度 |
| Jaspresso | 朝カフェピアノ | 曲名に小鳥 | 約29分 | カーテンを開けたあと |
| おしゃれカフェおすすめ作業用BGM | 朝カフェミュージック | なし | 約52分 | 朝ごはんまで1枚で |
| Lofi Café Moods Unit | チルホップ | なし | 約30分 | 二度寝しそうな朝 |
Jaspressoの「曲名に小鳥」は、曲名に小鳥が入っているという意味です。
音源に鳥の声が入っているかどうかは、公開情報からは確認できませんでした。
この7つを選んだ基準
7つに共通させたのは、この3条件です。
- 起きぬけの耳にきつくない
- 朝の景色を思い浮かべやすい
- 身支度の時間に収まる長さ
1つ目の条件は経験則です。
起きた直後は、昼間ならなんでもない音量や派手なイントロでも、耳に刺さるように感じることがよくあります。
そこで、ピアノやギター、鳥の声のように音の立ち上がりがやわらかいものを中心にして、歌ものやアップテンポなEDMは外しました。
目を覚ますことが目的でも、最初の数分でうるさいと感じて止めてしまったら、BGMとしては続きません。
2つ目の条件は、鳥のさえずりを7つのうち4つに入れた理由でもあります。
イギリスのサリー大学の研究者たちは、20人へのインタビューで、自然の音のうちどれが「ストレスからの回復」や「注意力の回復」を感じさせるかを聞き取っています。
いちばん多く挙がったのが、鳥のさえずりや鳴き声でした(Ratcliffe, Gatersleben & Sowden, 2013)。
ただし、これは20人がどう感じたかを聞いた研究で、鳥の声で目覚めがよくなると測ったものではありません。
同じ論文では、鳥の声ならどれでも回復を感じさせるわけではない、という結果も出ています。
なので鳥の声そのものの効果ではなく、「朝の窓辺で聞こえる音」として朝の景色を思い浮かべやすい点を重視して選びました(この考え方は編集部の経験則です)。
3つ目の長さも経験則です。
起きてから家を出るまでの身支度は、30分前後の人が多いのではないでしょうか。
4〜7のアルバムは約24〜52分なので、1枚を流しきるころに身支度が終わるくらいの長さです。
曲の途中で止めずに済むので、「このアルバムが終わったら家を出る」と時計がわりにも使えます。
目覚ましのアラームに使うときの注意
目覚めのBGMは、そのままアラーム音にしたくなるかもしれません。
アラーム音とその後の眠気の関係については、オーストラリアのRMIT大学の研究者たちが50人にオンラインでアンケートをとっています。
自分のアラーム音を「メロディがある」と評価した人は、「どちらでもない」と評価した人に比べて、起きたあとのぼんやり感(睡眠慣性)が少ないと答えていました(McFarlane et al., 2020)。
ただし、これは本人の自己申告を集めた調査で、論文でも、客観的な測定を加えた検証は今後の課題とされています。
「メロディのあるアラームにすれば目覚めがよくなる」とまでは言えません。
実際にアラームにするなら、iPhoneの時計アプリでは、アラームの「サウンド」で着信音のほかに曲も選べます(Apple サポート)。
そのうえで、編集部の経験則として次の2つに気をつけています。
- 冒頭が静かな曲は避ける:鳥の声だけで始まる曲や、ピアノがそっと始まる曲は、アラームにすると最初の数十秒が小さすぎて気づかないことがあります
- 起きる音と流す音を分ける:寝坊できない日は、アラームはいつもの音のままにして、止めた直後にこの記事のBGMを再生する二段構えのほうが確実です
目覚めのBGMのよくある質問
Q. 鳥のさえずりは本物の録音ですか?
A. 3の癒しの映像館は、概要欄にメジロやヒヨドリ、スズメの声と書かれていて、音楽の入っていない鳥の声の動画です。
1と2は、概要欄やタイトルで鳥のさえずりを重ねていると説明しています。
4〜7のアルバムについては、録音か合成かといった音源の作り方までは公開情報から確認できませんでした。
Q. 家族がまだ寝ている朝に流しても大丈夫ですか?
A. 音量を落としてスマホのスピーカーで流すなら、3の鳥の声や5のピアノのような静かなものが向いています。
7のチルホップはビートがあるぶん、壁越しにも響きやすいので、家族が寝ている時間はイヤホンにするほうが無難です(これは編集部の経験則です)。
BGMの音量の目安はBGMの音量の決め方にまとめています。
Q. 起きたあとそのまま勉強や作業をするときも、同じBGMでいいですか?
A. 身支度のあいだは目覚めのBGM、机に向かったら作業向けのBGM、と切り替えるのがおすすめです。
目覚めのBGMは気分をゆるやかに朝へ向けるために選んでいるので、集中を続けるための選び方とは少し違います。
朝の作業用には朝活BGMで、出勤前や登校前の時間に合うものを紹介しています。
Q. 冬の暗い朝でも使えますか?
A. 使えます。
外がまだ暗い冬の朝ほど、5のJaspressoのように曲名から朝の光を思い浮かべやすいものが、気分の切り替えに使いやすいと思います(ここは経験則です)。
季節に合わせて選びたい人は冬のカフェBGMもどうぞ。
明日の朝に流す1本の選び方
目覚めのBGMは、起きぬけの耳にやさしく、身支度の時間に収まる長さのものを選ぶのがコツです。
音楽が重く感じる寝起きには3の鳥の声だけ、鳥のさえずり入りの音楽なら1か4、カーテンを開けたあとは5のピアノ、朝ごはんまで流すなら6、二度寝しそうな朝は7のチルホップが目安です。
休日のゆっくりした朝なら休日の朝に聴きたい音楽、朝カフェの雰囲気を楽しみたいなら朝カフェの音楽もどうぞ。
起きたあとの朝活には朝活BGM、カフェ系アーティストはカフェBGMアーティスト一覧にまとめています。
この記事を書いた人
Cafe BGM Playlister 編集部
カフェBGMと作業用BGMの専門メディア「Cafe BGM Playlister」の編集部です。
運営元のレーベルでカフェBGMアーティストの楽曲制作と配信に携わっていて、この記事で紹介したアーティストの一部も当レーベルの所属です。
選曲は、収録曲や再生時間、公開されている情報を編集部が確かめたうえで選んでいます。
