カフェで流れているようなピアノのBGMを7つ紹介します。
ジャズピアノのトリオから、やさしいメロディのピアノ曲まで、どれもこのページの埋め込みからすぐ流せます。YouTubeの3本は無料です。
カフェピアノBGMは、カフェの店内で会話やコーヒーの時間の後ろに流れている、ピアノが主役の歌のないBGMです。
この記事では作業用の集中BGMではなく、「午後のカフェで本を開いているときに流れていてほしいピアノ」に絞って選びました。
選び方の理屈は後半の「この7つを選んだ基準」にまとめています。
カフェピアノBGMおすすめ7選
カフェで耳にするピアノは、ベースとドラムがつくジャズピアノのトリオと、ピアノの音色を前に出したやさしい曲調のものに大きく分かれます。
前半の3本はYouTubeの長尺動画、後半の4枚はApple Musicのアルバムです。
午後にゆっくりしたい日は、上から順にどうぞ。
1. Cafe Music BGM channel
カフェの奥でピアノが鳴っている、あの店内の空気に近いものを探すなら、まずこの動画からどうぞ。
タイトルは「Lounge Jazz Piano Music」で、ジャズピアノを中心にした曲が3時間40分ほど続きます。
チャンネルの曲はすべてBGMCというバンドのオリジナルで、演奏も本人たちが手がけていると概要欄に書かれています。
2. Jazz Lounge Piano BGM
カフェで「この曲、知ってる」と思うジャズピアノは、たいていスタンダードと呼ばれる古い名曲です。
この動画は、パブリックドメインになったジャズスタンダードをピアノトリオの編成で演奏したもので、「As Time Goes By」や「Tea For Two」など14曲が入っています。
14曲で1時間半ほど、そのあとは2周目に入る構成で、全体は約8時間あります。
演奏と制作は、概要欄によるとSTUDIO MIAの恩田貴則さん。
3. GRASS COTTON
ジャズのスイング感より、きれいなメロディのピアノがほしい日はこちら。
韓国語で発信しているピアノ音楽チャンネルが「モダンなカフェで流れる上質なピアノ音楽」をテーマにまとめた、約2時間のプレイリストです。
概要欄によると、Everlineと모카피아노(モカピアノ)という2つの名義のピアノ曲が交互に並んでいます。
曲名を見るかぎりジャズよりもメロディ寄りの曲が中心なので、ジャズピアノが少し渋く感じる人にも合いそうです。
4. Creamy Panda
本を片手に長居するカフェのピアノを家で流すなら、副題に「Reading」が入ったこのアルバムが目的にそのまま合います。
「Jazz Piano Cafe: Music for a Stylish Mood – Reading, Home Office, Cafe Time」は10曲、30分ほどのジャズピアノ集です。
後半にはギターやサックスの名前が曲名に入った曲もあり、カフェジャズらしい厚みが少し加わります。
5. カフェ音楽おすすめ
「癒し」を前面に出したカフェピアノなら、この「Gentle Café Jazz Piano – Healing Relax BGM」です。
「カフェピアノBGM」「ジャズカフェ音楽」といった曲名が並ぶ10曲、約30分のアルバムで、Apple Musicでのジャンル表記はインストゥルメンタルになっています。
後半はサックスやベースラインを曲名に掲げた曲が続くので、ピアノだけの時間より、カフェ全体の空気ごと流したい人向けです。
6. FOREST JAZZ CAFE
休日の午後、予定のない時間をカフェで過ごす感じを再現したいなら、タイトルからしてこのアルバムです。
「Sunday Jazz – Relaxing Afternoon With Piano Grooves」は30曲、約75分のピアノジャズ集で、今回の7つの中でいちばん長く流せます。
曲名には「Warm Café Jazz Tunes」や「Relaxed Jazz for Reading」が並び、森のカフェをイメージした名義らしい落ち着いた選曲です。
7. Crescent Coltrane
都会の小さなカフェで、音量を絞ったピアノが鳴っている。
そんな午後のイメージに近いのがこちら。
「Coffee Music -Soft Piano-」は、「渋谷のカフェでリラックス」「渋谷の静かな午後に」といった曲名で始まる、10曲約30分のアルバムです。
タイトルどおりソフトなピアノが軸ですが、後半にはサックスやベースが曲名に入った曲もあります。
コーヒー1杯ぶんの時間にちょうど収まる長さです。
7選の比較
迷ったら、ピアノの系統と、流したい時間の長さで選んでしまいましょう。
| 名前 | ピアノの系統 | 雰囲気 | 合う場面 |
|---|---|---|---|
| Cafe Music BGM channel | ラウンジ風ジャズピアノ | ゆったり落ち着く | 午後のカフェタイム、迷ったとき |
| Jazz Lounge Piano BGM | ピアノトリオのスタンダード | 聴き覚えのある旋律 | 喫茶店気分のコーヒー |
| GRASS COTTON | メロディ重視のピアノ曲 | やさしく軽やか | 昼下がり、ジャズが渋く感じる日 |
| Creamy Panda | カフェジャズピアノ | 上品で落ち着く | 午後の読書 |
| カフェ音楽おすすめ | 癒しのカフェピアノ | やわらかくおだやか | ひと息つきたい午後 |
| FOREST JAZZ CAFE | ピアノジャズ | のんびり休日モード | 日曜の午後、長く流したいとき |
| Crescent Coltrane | ソフトなピアノ | 静かで控えめ | コーヒー1杯ぶんの休憩 |
この7つを選んだ基準
7つに共通させたのは、この3条件です。
- 歌詞がなく、ピアノが主役
- トリオかピアノ中心の小さな編成
- 30分以上まとめて流せる
1つ目の歌詞なしは、読書や会話のじゃまをしないためです。
歌詞は言葉なので、本の文章を追っている頭の中で言葉どうしがぶつかります。
実際、歌詞つきの音楽を流しながらだと読解テストの成績が下がったという実験もあります(Perham & Currie, 2014)。
カフェで本を読む時間を家で再現するなら、歌のないピアノはこの点で相性がいい選択です。
2つ目の編成は経験則です。
ピアノは1台でメロディと和音を同時に鳴らせる楽器なので、ベースとドラムを足したトリオくらいの人数で曲がきちんと成り立ちます。
楽器が少ないぶん音の重なりも少なく、店内の話し声やカップの音より前に出にくい、というのが編集部の見立てです。
カフェでピアノのBGMが選ばれやすいのも、この控えめさが理由のひとつだと考えています(こちらも調査で確かめた話ではありません)。
音量については、カフェのざわめきくらい(70デシベル)の環境音で創造的な課題の成績が上がり、85デシベルの大きな音では下がったという実験が目安になります(Mehta, Zhu & Cheema, 2012)。
音楽ではなく環境音の実験なので、そのままピアノに当てはまるとは言えません。
それでも、家で流すときに「店のざわめきより大きくしない」という目安には使えます。
3つ目の長さも経験則です。
午後のカフェ時間は、1曲ごとに次を選んでいると落ち着きません。
なのでYouTubeは約2時間以上の長尺動画、アルバムは30分以上のものだけにしました。
カフェピアノBGMのよくある質問
Q. ピアノトリオとソロピアノはどう違いますか?
A. ピアノトリオはピアノにベースとドラムを加えた3人編成で、ジャズピアノではいちばん定番の形です。
リズムがはっきりするぶん、カフェらしいスイング感が出ます。
ソロピアノはピアノ1台だけの演奏で、音数がさらに少なく静かです。
にぎやかな店の雰囲気ならトリオ、静かな店ならソロ寄りのものを選ぶと、イメージに近づけやすくなります。
今回の中では2がトリオの編成と明記されています。
Q. 作業用のピアノBGMとは何が違うんですか?
A. この記事は「カフェで流れているピアノの空気感」を基準に選んだので、スイング感やカフェっぽさを優先しています。
集中を保つことを優先して、起伏の小さいピアノを選びたいなら作業用ピアノBGMのほうが目的に合います。
Q. 夜に聴くならどれがいいですか?
A. 今回は午後のカフェ時間を想定して選んだので、夜向けの曲はあまり入れていません。
照明を落としたバーのようなジャズピアノがほしい夜は、夜カフェBGMで紹介している選曲のほうが合います。
Q. 無料で聴けますか?
A. 1〜3のYouTube動画は無料です。
4〜7のアルバムはApple MusicやSpotifyのサブスク向けですが、各カードのYouTubeやYouTube Musicのボタンからも聴けます。
広告を挟まずに流したい場合は広告なしでBGMを流す方法にまとめています。
午後のカフェピアノ、最初の1本の選び方
迷ったら「ジャズっぽさがほしいか」だけ決めてしまいましょう。
ジャズピアノらしいスイングがほしいなら1か2、ジャズ色が薄めのやさしいピアノなら3、本を読むなら4、休日にのんびり長く流すなら6です。
ピアノ以外も含めたカフェジャズ全般はカフェジャズBGMで、読書に合う選曲は読書カフェBGMで紹介しています。
カフェ系アーティストはカフェBGMアーティスト一覧にまとめています。
この記事を書いた人
Cafe BGM Playlister 編集部
カフェBGMと作業用BGMの専門メディア「Cafe BGM Playlister」の編集部です。
運営元のレーベルでカフェBGMアーティストの楽曲制作と配信に携わっていて、この記事で紹介したアーティストの一部も当レーベルの所属です。
選曲は、収録曲や再生時間、公開されている情報を編集部が確かめたうえで選んでいます。
