喫茶店で流れているような曲を、系統別に6つ紹介します。
曲名はわからないけど、あの感じの音を家でも流したい。
そんな人向けに、どれもYouTubeやApple Musicで今すぐ流せるものだけを集めました。YouTubeなら無料です。
喫茶店で流れる曲は、ジャズやクラシックを中心とした歌詞なしの音楽で、会話とコーヒーの時間を邪魔しないように音数と音量を抑えたBGMです。
この記事では「王道のジャズとボサノバ」「純喫茶のしっとりジャズ」「名曲喫茶のクラシック」「昭和レトロ」「現代カフェのボサノバ」の系統に分けて選びました。
選び方の理屈は後半「この6つを選んだ基準」にまとめています。
喫茶店で流れる曲の定番6選
ひとくちに喫茶店といっても、明るいカフェ寄りの店と、照明を落とした純喫茶では流れている音がだいぶ違います。
王道のジャズから順にレトロ度が上がっていく並びにしたので、思い出したいあの店に近いところからどうぞ。
1. Cafe Music BGM channel
ジャズとボサノバの生演奏を届けている老舗チャンネルで、演奏はBGMCというバンド本人たちです。
「喫茶店っぽい曲」と聞いて多くの人が思い浮かべる、明るくて軽やかな生演奏がまさにこれ。
どの系統か迷ったら、まずこの1本から流してみてください。
2. Soul of the ocean / Healing Song
チャンネル名は海っぽいんですが、この「喫茶店ジャズ音楽」と銘打った動画は看板どおりの純喫茶サウンドです。
テンポの遅いジャズが静かに続くので、コーヒーを淹れて本を開く時間にちょうどなじみます。
1の明るさよりも、落ち着いた店の空気がほしい日はこちら。
3. Life with classics
クラシックが流れる喫茶店の「聴いたことあるあの曲」を集めた選曲です。
ウェーバーやショパンのような定番ばかりなので、曲名を知らなくてもどこかで耳にした旋律が次々出てきます。
ケーキと紅茶を用意して流すと、家の午後が一気に上品になります。
4. Relax Music BGM CHANNEL
「渋い昭和の純喫茶」をテーマにしたカフェミュージックです。
甘い音色のインストが続いて、クリームソーダとナポリタンの似合う店の空気になります。
古い喫茶店のあのなんとも言えない懐かしさを家で再現したいなら、この系統がいちばん近いはず。
5. FM Jazz Bar
レトロ喫茶で聴いたジャズ、というテーマの夜向けプレイリストです。
4と同じ昭和レトロ路線でも、こちらは照明を落とした閉店間際の渋さ。
夜に一杯だけ淹れて、今日をゆっくり閉じる時間に合います。
6. Creamy Panda
角の取れたボサノバギターを中心にした、ラウンジ風のゆったりした名義です。
アルバム「Bossa Nova Lunchtime Background Music」は、お店のランチタイムを想定して作られたボサノバギター集。
昔ながらの純喫茶というより、今どきのカフェで流れている音を家に持ち帰りたい人向けです。
6つの比較
迷ったら、思い出したい店のタイプと時間帯で選んでしまいましょう。
| 名前 | 系統 | 音の中身 | 合う場面 |
|---|---|---|---|
| Cafe Music BGM channel | 王道のジャズとボサノバ | 明るい生演奏 | 昼の喫茶店気分、迷ったとき |
| Soul of the ocean / Healing Song | 純喫茶のしっとりジャズ | 静かなスロージャズ | コーヒーと読書 |
| Life with classics | 名曲喫茶のクラシック | 聴き覚えのある名曲選 | 午後のティータイム |
| Relax Music BGM CHANNEL | 昭和レトロ | 甘く懐かしいインスト | 昭和の純喫茶気分 |
| FM Jazz Bar | 昭和レトロ(夜) | 渋い夜ジャズ | 夜のコーヒー、1日の締め |
| Creamy Panda | 現代カフェのボサノバ | ゆったりしたボサノバギター | 休憩、気分転換 |
この6つを選んだ基準
6つに共通させたのは、この3条件です。
- 歌詞なしのインスト中心
- 音数と音量が控えめ
- 1時間以上流しっぱなしにできる
1つ目の理由から。
喫茶店のBGMは、会話や読書の後ろで鳴っている前提の音楽です。
歌詞は「言葉」なので、読み書きや会話と頭の中で取り合いになります。
実際、歌詞つきの音楽で読解テストの成績が下がったという実験もあります(Perham & Currie, 2014)。
家で流すときも、本を読んだり人と話したりするなら歌詞なしが無難です。
2つ目の音量には、カフェのざわめきくらいの音(70デシベル)で創造的な課題の成績が上がり、うるさすぎる音(85デシベル)で下がったという実験が目安になります(Mehta, Zhu & Cheema, 2012)。
音楽そのものではなく環境音の実験ですが、喫茶店のBGMがどれも控えめな音量で鳴っているのは、この「ざわめき程度」の範囲に収まっているからだと考えると納得がいきます。
家で流すときも、話し声より少し小さいくらいが目安です。
3つ目の長さは経験則です。
曲が終わるたびに次を選ぶ操作が、せっかくの喫茶店らしいのんびりした空気を切ってしまいます。
今回はどれも長尺の動画か、アルバムごと流しっぱなしにできるものにしました。
系統の分け方についても白状しておくと、「喫茶店ではこの5系統が流れている」という調査があるわけではありません。
編集部が実際の喫茶店やカフェで耳にしてきた範囲の、経験則による分類です。
「うちの近所の店はこの系統だ」くらいの当たりをつける道具として使ってください。
喫茶店で流れる曲のよくある質問
Q. 喫茶店で流れていた「あの曲」の曲名を知りたいときは?
A. その場ならShazamのような曲認識アプリで調べるのが確実です。
店を出てしまったあとなら、曲名の特定はかなり難しくなります。
この記事のように「あの店はジャズ系だったか、クラシック系だったか」で系統から探して、近い雰囲気の動画を流すほうが早く再現できます。
Q. ジャズ喫茶や名曲喫茶とは何が違うんですか?
A. BGMとして音楽を流す普通の喫茶店と違って、ジャズをじっくり聴かせること自体が主役の店をジャズ喫茶、クラシックなら名曲喫茶と呼びます。
音量もスピーカーへの気合いも、BGMの域を超えています。
ジャズ喫茶の楽しみ方は姉妹記事のジャズ喫茶の記事で紹介しています。
Q. 無料で聴けますか?
A. YouTubeの動画は全部無料です。
アルバムはApple MusicやSpotifyのサブスク向けですが、同じアーティストの曲はYouTubeのチャンネルでも聴けます。
家を喫茶店にする最初の1本
迷ったら「明るい店か、渋い店か」だけ決めてしまいましょう。
明るい店の気分なら1の王道ジャズか6のボサノバ、渋い店の気分なら2のしっとりジャズか4の昭和レトロ。
夜まで喫茶店気分を引っぱりたい日は、5の夜ジャズが締めにちょうど効きます。
ジャズに寄せた選曲はカフェジャズBGMで、ボサノバだけ集めた選曲はボサノバカフェBGMで紹介しています。
シーン別の選び方はカフェミュージックおすすめをどうぞ。
カフェ系アーティストはカフェBGMアーティスト一覧にまとめています。
この記事を書いた人
Cafe BGM Playlister 編集部
カフェBGMと作業用BGMの専門メディア「Cafe BGM Playlister」の編集部です。
運営元のレーベルでカフェBGMアーティストの楽曲制作と配信に携わっていて、この記事で紹介したアーティストの一部も当レーベルの所属です。
選曲はすべて、編集部が実際に作業しながら聴き比べて選んでいます。
