家にいながら海外のカフェにいる気分になれるBGMを、都市ごとに8つ紹介します。
どれもYouTubeかApple MusicやSpotifyですぐ流せて、YouTubeなら無料です。
海外カフェBGMは、パリやニューヨークのような街のカフェの空気を、楽器やテンポで再現するための歌なしBGMです。
同じカフェでも、パリならアコーディオン、ソウルなら淡い色の店に合うチルなジャズと、都市ごとに似合う音が違います。
そこでこの記事では、街ごとに1枠ずつ選びました。
選び方の理屈は後半「この8つを選んだ基準」にまとめています。
海外カフェ気分になれる都市別BGM8選
ヨーロッパから始めて、アメリカ、アジア、オセアニアの順に街を回る並びにしました。
行ってみたい街、または思い出の街のところからどうぞ。
1. パリ|Somewhere in France
パリのカフェといえば、歩道にはみ出したテラス席でのんびりする、あの感じですよね。
その空気にいちばん近いのが、アコーディオンとギターで奏でるフランスらしいインストで、この「PARIS CAFÉ」はまさにその音だけを2時間以上集めた1本です。
アコーディオンが入ったとたん部屋がパリっぽくなるので、海外カフェ気分を味わうなら最初に試してほしい枠です。
2. ニューヨーク|Morning Drip Club
ニューヨークのカフェは、出勤前の人がコーヒーを受け取って足早に出ていく、テンポの速い朝のイメージです。
合わせるなら軽めのモーニングジャズです。
この「Brooklyn Cafe Morning Jazz Caffeine & Keys Coffee Shop Music」は店内音入りの曲も混ざっているので、ブルックリンの朝の店にいる気分が出ます。
朝のニューヨークに絞った選曲はニューヨークの朝カフェBGMで詳しく紹介しているので、ハマった人はこちらもどうぞ。
3. イタリア|Crescent Coltrane
イタリアのカフェ(バール)は、カウンターでエスプレッソをくいっと飲んで出ていく、明るくて気さくな場所です。
その陽気さに合うのが軽いカフェジャズで、この「Milano Morning Cafe Background Music」はミラノの朝を題材にした1枚です。
ローマの休日みたいな午後に寄せた選曲はイタリアのカフェ気分BGMで詳しくまとめています。
4. ベルリン|カフェ音楽ジャズおすすめ
ベルリンは、倉庫や古い建物を改装したような飾り気のないカフェが似合う街で、音も甘さ控えめのほうがしっくりきます。
この「Relaxing Night Cafe in Berlin」はタイトルどおり夜カフェ向けのジャズで、20曲あるので夜の作業にそのまま流しておけます。
パリやイタリアの華やかさとは逆方向の、クールなヨーロッパを味わいたい日にどうぞ。
5. 北欧|朝カフェ作業部屋
北欧には、スウェーデンの「フィーカ」のように、コーヒーとお菓子でひと息つく時間を大事にする文化があります。
そんなゆっくりした時間に合わせたいのが、この「Nordic Morning Cafe Relaxing BGM – Calm and Clear Mind」です。
曲目にはナイトジャズやメロウなサックスの曲が並んでいて、タイトルは朝でも、夕方以降の静かなコーヒータイムにもなじみます。
6. ソウル|おしゃれカフェおすすめ作業用BGM
韓国カフェと聞いて浮かぶのは、白やベージュでまとめた淡い色の店内に、形のかわいいケーキが並ぶあの雰囲気ではないでしょうか。
この「Chill Coffee Jazz 〜韓国風カフェのような淡色空間でくつろぐ休日BGM〜」は、まさにその淡色カフェを題材にした20曲のアルバムです。
角のないチルなジャズなので、休日に部屋を片付けてコーヒーをいれたら、あとは流しておくだけで韓国カフェっぽい時間になります。
7. シドニー|カフェ作業おすすめBGMクラブ
シドニーはフラットホワイトとブランチの街とよく言われていて、カフェも日差しの入る開放的な店のイメージです。
この「Cafe Music in Sydney」は肩の力が抜けたカフェジャズの10曲で、休日の遅い朝にパンケーキでも焼きながら流すのにぴったりの雰囲気です。
都会的なニューヨークとも、しっとりした北欧とも違う、のびのびした海外カフェを味わえます。
8. ハワイ|Crescent Coltrane
ハワイのカフェ気分なら、波の音が似合うゆるいボサノバが合います。
「Hawaiian Cafe: Relax and Unwind With Summer Bossa Nova Background Music.」は夏向けのボサノバを20曲集めたアルバムです。
肌寒い季節に流すと、部屋の中だけひと足先に夏が戻ってきます。
ハワイは夏に向けて改めて選曲をまとめる予定なので、ここではこの1枚だけにしておきます。
8都市の比較
迷ったら、華やかにしたいか落ち着きたいかと、流す時間帯で選んでしまいましょう。
| 都市 | 音の中身 | 雰囲気 | 合う場面 |
|---|---|---|---|
| パリ | ギターとアコーディオン | おしゃれで軽やか | 午後のコーヒー、読書 |
| ニューヨーク | 店内音入りのモーニングジャズ | 都会的で軽快 | 平日の朝の作業 |
| イタリア | 朝向けのカフェジャズ | 明るく陽気 | 午前のひと休み |
| ベルリン | 夜カフェ向けのジャズ | 甘さ控えめでクール | 夜の集中作業 |
| 北欧 | ナイトジャズとメロウなサックス | 静かで余白がある | ひとりのコーヒータイム |
| ソウル | チルなカフェジャズ | 淡くてやわらかい | 休日のまったり時間 |
| シドニー | 力の抜けたカフェジャズ | 開放的 | 休日のブランチ |
| ハワイ | 夏のボサノバ | ゆるく南国っぽい | 夏の休日 |
この8つを選んだ基準
8つに共通させたのは、この3条件です。
- 歌詞がない
- 街の空気が楽器かテンポで出ている
- 流しっぱなしにできる
1つ目の歌詞から。
YouTubeで韓国カフェのプレイリストを探すと、洋楽ポップやR&Bの歌ものを集めたものがたくさん出てきます。
雰囲気は出るものの、歌詞も言葉なので、読み書きしながら流すと頭の中の言葉と取り合いになります。
実際、歌詞つきの音楽で読解テストの成績が下がったという実験があります(Perham & Currie, 2014)。
作業しながら海外カフェ気分を味わう前提なので、8つとも歌のないインストにしました。
2つ目は経験則です。
タイトルに街の名前が入っていても、中身がどの街でも通じる汎用的なカフェ音楽だと、海外っぽさはあまり出ません。
逆に、パリのアコーディオンやハワイのボサノバのように、その街を連想させる楽器やリズムが鳴っていると、映像がなくても頭の中の景色が切り替わります。
なので、街のイメージと音の中身がかみ合っているかを見て選び、比較表にも「音の中身」の列を入れました。
3つ目の流しっぱなしの条件も、編集部の経験則です。
曲が終わるたびに次を探していると、そのたびに画面の前の自分に引き戻されて、せっかくの海外気分が途切れます。
2時間超えの長尺動画か、10曲以上のアルバムに絞ったのはそのためです。
海外カフェBGMのよくある質問
Q. 実際にその街のカフェで流れている音楽なんですか?
A. そうとは限りません。
現地のカフェで何が流れているかは店ごとにばらばらで、ラジオや店員の好きなプレイリストということも珍しくありません。
この記事の8つは「その街のカフェと聞いて多くの人が思い浮かべるイメージ」を音で再現するためのBGMとして選んでいます。
Q. 韓国カフェっぽさなら、K-POPや歌もののほうが近いのでは?
A. 雰囲気だけなら、歌もののプレイリストのほうが近いと感じる人もいると思います。
ただ、前掲の実験のとおり歌詞は読み書きの邪魔になりやすいので、作業や読書をしながらなら6のような歌なしのジャズが無難です。
何もしないでくつろぐ時間なら、歌ものを流しても問題ありません。
Q. 無料で聴けますか?
A. 1のパリはYouTubeで無料で聴けます。
2から8のアルバムはApple MusicかSpotifyで聴けて、Spotifyなら無料プランでも再生できます(広告が入り、スマホではシャッフル再生になるなどの制限はあります)。
広告で気分を切らしたくない人は広告なしで作業用BGMを流す方法も参考にしてください。
今日はどの街のカフェに行く?
迷ったら「華やかにしたいか、落ち着きたいか」だけ決めてしまいましょう。
華やかにしたい日はパリかイタリア、朝の作業ならニューヨーク、夜はベルリン、静かに過ごしたい日は北欧かソウル、休日の朝はシドニーが目安です。
街を1つに絞って深く浸りたい人は、ニューヨークの朝カフェBGMとイタリアのカフェ気分BGMをどうぞ。
楽器やジャンルから探したい人はカフェミュージックのジャンル一覧、部屋ごとカフェに寄せたい人は自宅をカフェ化するBGMが参考になります。
カフェ系アーティストはカフェBGMアーティスト一覧にまとめています。
この記事を書いた人
Cafe BGM Playlister 編集部
カフェBGMと作業用BGMの専門メディア「Cafe BGM Playlister」の編集部です。
運営元のレーベルでカフェBGMアーティストの楽曲制作と配信に携わっていて、この記事で紹介したアーティストの一部も当レーベルの所属です。
選曲はすべて、編集部が実際に作業しながら聴き比べて選んでいます。
